『免疫機構の『敵』を取り除くアルファの世界』
シルバメソッド創始者 ホセ・シルバ
全ての健康障害を治癒するものはそれぞれの人の内にある免疫機構です。免疫機構が弱まった場合、人は健康を損ないます。だから私達は個人個人で免疫機構を回復させる補佐的存在ということです。
さて、その免疫機構の最大の敵とは一体何でしょうか?
それは『罪悪感』です。罪悪感がその働きを弱めてしまいます。誰でもいけないとわかっていることをすれば、それが仕事上のことであれ家庭内のことであれ、罪悪感を持ちます。それは、自己の内にある免疫機構の働きを狂わせてしまいはじめるのです。それがストレスと呼ばれるものです。その他にも免疫機構の敵となるものは、圧迫感や心配などがあげられますが、一番の敵は罪悪感です。
免疫機構が弱り始めると、人は不眠症や偏頭痛、ひどくなると胃潰瘍や高血圧などの健康被害を起こします。それらを治さなければ、ますます悪くなっていくのは言うまでもありません。
それから、糖尿病、関節炎、緑内障といった慢性病が起こります。これらは第二段階の症状です。そしてこれらを治さないと、もっとひどい白血病、癌、心臓発作などが起こり、ついには死に至るのです。
しかし、卒業生の皆様は免疫機構を強化する方法はすでにご存じですね。これは極めて簡単です。
まず、アルファレベルに入って、1日15分間その状態にいるのです。そこで、自分の問題や過去の経験を振り返ります。時には分析や洞察することも必要でしょう。その時、もう二度と繰り返したくないような過ちを犯したことを認め、罪悪感をすべて拭い取ります。そして、将来の計画を立て、前向きな姿勢で新たな自分自身に焦点を当てます。そうすることにより、私達は健康を保てるのです。しかし、自分が10ヘルツの脳波に位置しているということをはっきりさせておかなければなりません。
私達は1秒間に10ヘルツという地球と電離層との間に発見された周波数に自分の持つ周波数に自分の持つ周波数に合わせているのです。緊張や心配事の結果としてストレスが溜まります。するとそのストレスは免疫機構を弱めてしまいます。しかし、10ヘルツの周波数において15分間意識的な目覚めを保ち続けると、そのストレスを排除できることがわかっています。
つまり、脳波を10ヘルツに1日15分間合わせることによって、通常の1日の疲れ、ストレスを解消することができるのです。私達はアルファレベルに入る時、この周波数10ヘルツに自分を合わせています。そのことはあなたの持つ免疫機構を強め、体調を整えます。そうすることで、さまざまな健康障害に煩わされることがないように健康管理をすることができるのです。
あなたが病気になった時は、もしかすると、あなたの中の考え方によるものが大きいと言えるでしょう。多くの病気はあなたをより精神的にも肉体的にも成長に導くきっかけとなるチャンスです。病気というものは人を殺すべきものではありません。言い換えると、人は完璧な健康状態で自然に死ぬことが望まれます。病気が人間の生命を奪うことを防ぐ方法が分かれば人間は完璧な健康状態で死ぬことができるようになります。
毎日15分間、あなたの都合の良い時にアルファのレベルに入って、自分の免疫機構を整え、罪悪感を取り除く習慣を身につけることを心掛けてください。そうすれば、健康を維持していくことができます。その方が病気になって寝込み、回復を待つよりずっと得なはずです。
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